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松源寺 (中野区)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
松源寺
所在地 東京都中野区上高田1-27-3
位置 北緯35度42分31.0秒 東経139度40分39.7秒 / 北緯35.708611度 東経139.677694度 / 35.708611; 139.677694座標: 北緯35度42分31.0秒 東経139度40分39.7秒 / 北緯35.708611度 東経139.677694度 / 35.708611; 139.677694
山号 蒼龍山[1]
宗派 臨済宗妙心寺派
本尊 釈迦如来[2]
創建年 天正年間(1573年1593年
開山 勅諡霊鑑普照禅師[2]
別称 さる寺
札所等 山の手三十三観音霊場2番札所、東京三十三観音霊場19番札所
法人番号 7011205000257 ウィキデータを編集
松源寺 (中野区)の位置(東京都区部内)
松源寺 (中野区)
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松源寺(しょうげんじ)は、東京都中野区にある臨済宗妙心寺派寺院

概要

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天正年間(1573年1593年)、勅諡霊鑑普照禅師によって開山された。元々は江戸番町(現・東京都千代田区番町)に位置していたが[2]1613年慶長18年)の江戸城の拡張に伴い、牛込通寺町(現・東京都新宿区神楽坂)に移転した[3]

江戸時代戸田忠昌が当寺を菩提寺にしたため、墓地には戸田家の墓がある[3]

1909年(明治41年)に現在地に移転した[4]。移転の際に上記の戸田家の墓が宇都宮市英巌寺跡へ移された[5]

さる寺

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当寺は、別名「さる寺」と呼ばれている[2]。当寺4代目住職の徳門和尚が渡し船に乗ろうとしたときに、に邪魔されて乗ることができなかった。ところが、その船が目の前で沈没したことから、猿のおかげで難を逃れることができたという逸話から「さる寺」と呼ばれるようになった。門前には猿の石像が安置されている[4]

交通アクセス

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脚注

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  1. ^ 江戸名所図会 1927, p. 527.
  2. ^ a b c d 江戸名所図会 1927, p. 530.
  3. ^ a b 中野区史跡研究会 編『中野区史跡散歩 (東京史跡ガイド14)』学生社、1992年、90-92p
  4. ^ a b 松源寺中野区公式観光サイト「まるっと中野」
  5. ^ 塙 2008, p. 63.

参考文献

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  • 中野区史跡研究会 編『中野区史跡散歩 (東京史跡ガイド14)』学生社、1992年
  • 斎藤長秋 編「巻之四 天権之部 松源寺」『江戸名所図会』 2巻、有朋堂書店〈有朋堂文庫〉、1927年、524-525,527-528頁。NDLJP:1174144/267 
  • 塙静夫『うつのみや歴史探訪 史跡案内九十九景』随想舎、2008年9月27日、287頁。ISBN 978-4-88748-179-4 

関連項目

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